クロ釣りと鮎釣り

磯釣り探検隊のnaoさんの記事に尾長のタモ入れについてありましたが、どんな釣りでもフィニッシュが大切ですよね!
特にクロ釣りは、かけることの難しさ、取り込むことの難しさ…両方を克服して初めて一人前。


鮎釣りも似てるんです。
ずいぶんと昔の鮎釣師達(友釣り)は、鮎が掛かったら、ひたすら竿をのされないように下流に移動し、竿が立ったら道糸を手繰り寄せ、竿を肩と首の間で挟みながら片手にタモを持ち、空いたほうの手で力糸(太糸:おそらく1号ぐらいかな)をつまみ上げ種鮎と掛かり鮎をタモに収めたものでした。そのため、太糸を使わなくてはなりません。今では、すれた鮎を釣るためには大きなリスクになるのですが、当時は鮎も多く、道具が今のようなものではなかったため、捕るためにはそうせざるをえなかったのでしょう。
今でも大鮎の捕獲にはこの技法がものをいいます。

CIMG0732.jpgしかし、最近では、通常の鮎掛けでは掛けた(掛かった)瞬間に竿を立て、種鮎、掛かり鮎ともに空中輸送して(飛ばして)タモで受ける…「引き抜き」が主流です。
釣師の切磋琢磨と竿をはじめとした道具の進化の相乗効果が生み出した技です。

この方法だと、ポイントから移動しなくてすみますし、場も荒らしません。
糸をつまみませんから、細糸も使えます。今では、ナイロン、フロロで0.125、メタルで0.03号の糸を操る釣り人も結構います。(小生、複合メタル0.07、フロロ・ナイロン0.175を標準にしています)


この「引き抜き」、今でこそ、ビデオやDVDを見て何度も名人の技を研究できますし、身近に師匠なる人たちがいて親切に教えてくれます。また、竿も格段に進化して「引き抜き」の会得を容易なものにしてくれていますが……小生が始めた頃は、鮎釣りのビデオやDVDなんて入手困難でしたし(洗濯屋けんちゃんは何とか入手しましたが)、この技を身につけた釣師もこの辺では非常に少なかったため、情報不足もあり「引き抜き」を体得するのにずいぶんと苦労しました。
自分で試行錯誤して試すしかありませんでした。

水道のビニールパイプを鮎の大きさに2本切り、それを道糸に結んで近くの川に流して、ひたすら練習しました。近所の人には白い目で見られ(恥)、カミサンにまで不思議がられ。
下手くそのくせに、10メートルの竿にこだわっていましたし、今よりは竿の重量がずいぶんありましたので、ほぼ100パーセント「引き抜き」が成功するようになるまで2〜3年がかかりました。その間、実釣でいったい何匹の鮎を逃したことでしょうか!
鮎釣りは循環の釣りです。「引き抜き」失敗がどれだけ釣果に影響するか…やったことのある人は分かると思いますが。
しかし、釣果が下がっても「引き抜き」は止めませんでした。これを乗り越えないと、次が見えてこないのは分かっていましたので。

友釣りは、まったくのど素人さんがやっても、種鮎が元気だったり、ポイントが良かったり、鮎の活性が高かかったりすれば比較的簡単に掛かってくるでしょう。しかし、その掛かり鮎の取り込みとなると、おそらくほとんどの方が失敗すると思います。失敗、すなわち鮎を手にできない…つまり、釣れなかったということになります。
掛けたのに、釣れなかった…クロ釣りと似ていませんか。
ただ、尾長のタモ入れは実釣以外では練習できませんが(笑)

ちょっと長い記事になりました。鮎釣りを始める磯釣り師たちが増えていると聞きました。
磯釣りのトーナメンターや名人と呼ばれる人たちも、夏場はこぞって川に向かうとか!
まだ、鮎釣り未体験の磯釣り師、一緒に鮎釣りしませんか。清流高津川で遊びませんか。
「鮎福屋」必ずやお役に立てると思います。
しかし、一歩足を踏み入れたら底なし沼…後のことは知りませんよ(笑)


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