2╱6 五島遠征 第1日目〜夜 美良島

覚悟していたとはいえ、昨日の仕事は辛く、長い一日となりました。
その上、帰宅してから、ごっそり片付けが残っていました。
道具類を洗ったり、拭いたり、干したり…でも、片づけが済んで、やっとこの遠征が終わったという気になれました。


ということで…昨日の続きを!
瀬代りしたのは美良島ビシャゴ。
駆け上がりの急斜面。
波が這い上がらないぎりぎりに釣り座を構え釣り開始です。
右からはサラシ、左からは強風!
サラシが消え、一瞬海がおとなしくなったときにウキを投入しますが、今度は風に道糸をとられ釣りをさせてもらえません。
潮筋と風がまったく逆方向、仕掛けがなじまず上滑りします。
何とか糸ふけを出し落ち込みを促しますが、出した道糸がボベ貝にとられ、そのままラインブレークでウキを放流。
津和崎で活躍したV70αと悲しいお別れ…達者でな!
気を取り直して、5Bの本流チヌに変更。
しかしこれまたボベ貝にやられ、またしてもウキを放流。
姫島西でチヌを1日6枚釣った思い出のウキ…達者でな!

釣り座変更です。
駆け上がりの急斜面を避け、左のワンドの出口に移動し、少しでも静かな場所を狙います。
時折サラシがワンド全体を占領しますが、静かになる瞬間がわずかにあります。
左からの風をまともに受けますが、何とか釣りになりそうです。
風やサラシの影響を避けるため、鵜沢2段ウキに変更。
上ウキJ3、下ウキBで仕掛けの張りを出します。小次郎J4もセット。
ウキ下竿一本。
ライン操作を駆使してウキの潮乗りを確保した後、竿先を海面につけ道糸を水中に入れ、ウキの軌道をキープします。
マッチしました。理想的な角度で付け餌が先行していきます。
「すぐに答えは出た!」(磯を駆ける風に)

CIMG0855.jpg
1投目でした。
ウキがしもり仕掛けがなじんだところでラインが走り、竿を引きます。
このアタリは尾長!
案の定、取り込むと美しい容姿の尾長くん、今回初お目見えです。逢いたかった!
サラシが消えるわずかなチャンスを狙い、仕掛けを投入していきます。
連発です。
何度も地元の修行場で練習した2段浮き仕掛け、結果を次々と出してくれます。


     駆け上がりで攻めるK氏
CIMG0853.jpg突然……「やられたぁー!」後ろから、駆け上がりに残ったK氏の悲鳴が聞こえました。
アタリとともに沖に走った敵はそのままラインをぶち切って逃走したとのこと。
五島に何回も釣行しているK氏ですが、あんな引きは始めてと仰ってました。
気合が入ります。


さて、小生の方ですが、30〜40センチを5、6枚釣ったところで、風とサラシがほんの少しだけ勢いを失いました。
仕掛けは入れやすくなりましたが、ここで食いが止まります。
正直です。仕掛けが立ち過ぎています。
先ほどまでと、明らかに2段ウキの角度が違います。
チェンジです。上ウキ0号、下ウキJ3をセット、小次郎は6号に落とします。

理想的な角度にもどります。
いかにも食ってきそうな角度、あたりの予感を感じます。
「答えはすぐに出た!」(伝心伝承風に)
来ました!
またもや連荘モード!5連荘はしたかな。
ここで、K氏もワンド寄りに移動。
K氏もワンドの奥で連荘体制に突入です。

しかし、すぐに地合いは去り、時間だけが過ぎていきます。
「地合い短し 恋せよ釣師」古っ!
夕まずめ、ゴールデンタイムはもう直ぐです。

夕方、様子を見に来た船に店長ペアが乗っていました。
他のメンバーの様子を聞くと、40センチまわりがボチボチ上がっているとのこと。
50オーバーはまだ出ていない。
まだ、大物賞のチャンスがあります。
K氏と相談し、ここに残り瀬泊まりすることに決定!
船から瀬泊まりグッズ一式と残りのエサを降ろします。

いよいよゴールデンタイム突入です。
付け餌が残り出しました。
大物が寄っています(そう、思い込みました)
風とサラシが強くなったので、もとの2段ウキに変えアタリを待ちます。
突然、しばらく変化のなかったウキが2つとも水中に消えました。
ビシッ!合わせると同時に竿先から重量が消え…道糸がヒラヒラと。
やられました。いったい何が起きたのか。
確かなのは、またしてもウキを放流してしまったこと。
お気に入りの2段ウキ、ありがとう。お世話になりました…達者でな!


夜釣り用の仕掛けに変更です。
ナイトハンター5Bに海ホタル37をセットします。
このウキ、頭部が蓄光タイプになっていてよく見えます。
静かなゴールデンタイムです。アタリがありません。
気が付くとあたりは真っ暗です。
このとき犯した重大なミスが、とんでもない悲劇を起こすことをだれが予想したでしょう。

ケミの光が波間にユラユラ漂い揺れています。
センチメンタルな気分の中、ウキを見つめていると催眠術にかかったように睡魔が襲ってきます。 
奴は、そんなヘボ釣師のスキを見逃しませんでした。

漂っていた光が、スウッと20センチほど水中に潜り停止しました。
「ナンじゃ、アタリか。」
ポヤッとした意識で、竿先で軽くきいたとたんです。
竿ごと水中に引き込まれ…プツン…。
何もできませんでした。秒殺です。
ナイトハンター、何も狩らないうちにサヨウナラ…達者でな!
油断です。集中力の欠如です。未熟者です。大ばか者です。…茫然自失。
せせら笑う奴の声が聞こえたような、聞こえないような。

この勝負、敗因は他にもありました。
ナイトハンターをセットした後、竿とリールを交換してないことに気づきましたが、「MHでだいじょうぶじゃろう」と面倒くささに負けて、そのまま釣りを始めていました。
愚か者です。何のために購入したのでしょう。
甑仕様のガチンコタックルに換えていれば……………。
悔やんでも悔やみきれません。
「何やっとんじゃ!」もう一人の自分が容赦なく責め立てます。

すぐにXHとトーナメント4000に交換し、再度のチャレンジを試みますが、その後、ケミの光が水中に消えることは一度もありませんでした。
この頃、小生、心身ともに限界に来ていました。
睡眠不足と船酔いがたたり、全身を倦怠感が包み込みます。

同行のK氏も同様。既に竿を置き寝間の確保。明日の朝まずめにかけるとのこと。
小生も精根尽き果て、夜釣りの終了と相成りました。

ふと携帯を見るとnaoさんからメールが届いていました。
急ぎ返信しますが、送ることができません。電波がかなり不安定。私の心も不安定。
岩場の高いところまで上り、電話をかけました。
初めて聞くお声。
写真からは想像もつかない(失礼)優しそうな声。
お人柄が声にあらわれています。
バラシを伝えると「デカバンはしょうがなかとですよ。」
いたわる心が身にしみます。

CIMG0863.jpg
何故か食欲もなく、カミサンのゆで卵だけをほおばって寝袋に。
K氏もすでにお休みの様子。タフで有名な方ですが、さすがにお疲れ。
この頃、確か8時過ぎだったと思います。
空には満天の星、オリオン座がキラキラ笑っています。
寝ながらストローで睡眠酒を吸引、いつの間にか夢の世界に!

CIMG0865.jpg

今日で完結のはずでしたが、ここで力尽きました。
続きはまた明日。
朝まずめの奇跡は起こるのか、このまま美良の尾長に尻尾を巻くことになるのか!


終わったばかりなのに、記事をアップしているとまた出かけたくなります。
遠征病にとり憑かれていますねぇ。
明日の夜は、五島遠征反省会の予定です。反省することが多すぎて(笑)


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